大阪城とアスファルト防水2012.12.20

先日、大阪城の見学に行ってきました^^)
歯医者に行ったり、居酒屋にも行き、今度は大阪城を見に行ったり、もっと仕事しろと上司に怒られそうですorz
大阪城は、巧妙な防衛機能が施された本丸をはじめ、二の丸、三の丸、総構えがあり、さらに三重の堀と運河によって囲むなどの防衛設備が施され敵の侵入を防ぎます。
う~ん、鉄壁ですね。

さて防水の話になりますが、大阪城のような鉄壁さを誇る防水が「アスファルト防水」です。
アスファルト防水は基本的に複数枚のルーフィングを貼り重ねて防水層を形成します。水の入り口にはシール材や溶融アスファルトが存在し、最後は塗料で全面を保護します。塗料やシール材がダメになっても1層目のルーフィングが、1層目がダメになっても2層目が、というように何重にも防御を張り巡らせて水の浸入を防ぎます。このようにルーフィングを積層して防水層を形成するという非常に安心できる防水はアスファルト防水だけといっても過言ではありません。

ただしアスファルト防水にも欠点があります。それはアスファルトを溶融する際に発生する臭いと煙です。近年ではこれらの欠点を補う低煙低臭型のアスファルトや溶融装置なども開発されています。さらにトーチ工法や常温粘着工法など、環境に配慮した防水工法も誕生しています。特に常温粘着工法は優れた環境対応化を図っており、個人的にオススメの防水工法です。
話も長くなりましたので私のオススメの話はまたの機会にでもしたいと思います。 

塩ビシート防水について2012.11.26

寒くなってきました。いよいよ忘年会シーズンに突入です。
私は忘年会にかぎらず居酒屋さんに良く行きますが、まず「おしぼり」で顔を拭きます(親父くさいですかね)。おしぼりは適度な水分が含まれていて、顔を拭くのに調度良いと感じるのは私だけでしょうか?

さてさて、今回は塩ビシート防水のお話です。
塩ビシートの主原料である塩ビ樹脂は水道パイプ等にも使用されている一般的なプラスチックの一種ですが、実は基本的に硬いです。
これに「可塑剤」と呼ばれる軟らかくする成分を混ぜることで、柔軟な防水シートになります。
この可塑剤なのですが、経年とともにだんだん散逸して無くなっていってシートが硬くなり、やがては防水性能が維持できなくなります。
おしぼりがだんだん乾いていくのと似ていますね。

硬くなり防水性能が無くなった場合、防水改修をすることになりますが塩ビシート防水の改修で注意が必要なのが、この可塑剤です。
単に新しい塩ビシートを古い塩ビシートにかぶせた場合、新しいシートに含まれている可塑剤が古いシートに移ってしまい、早期に新しいシートが劣化してしまう現象が起こります。
塗れたおしぼりを乾いたおしぼりに重ねると、乾いたおしぼりに水分が移ってしまうことを考えていただくとイメージしやすいかもしれません。

そのため、塩ビシート防水の改修では特殊な塗り物を塗ったり、絶縁材料を挿入したりなど、専門業者による適切な処置を施した改修が必要となるのです。

防水層の寿命・・・2012.11.01

先日、歯医者さんに行ってきました。
冷たい飲み物を飲むと電気ショックのような衝撃が走り、どうしようもない状態になってしまったので、やむなく歯医者に行ったのですが「なんでこんなになるまでほっておくんですか!!」と先生に怒られてしまいました(><)
レントゲンまで撮ったりして、しばらくは歯医者さん通いが続きそうです。

私の話はここまでにして本題に入りますが、皆様、屋上に施されている防水層の寿命を考えたことはありますでしょうか?
防水は原則として10年間の保証があり、耐用年数としては13~20年程度が一般的です。
耐用年数が過ぎた防水層は防水性能を発揮しなくなることもあり、ほっておくと漏水につながります。漏水が起こった場合、内装材が汚れてしまったり、内部でカビが発生したり、良いことは何もありません。

私の虫歯の例では、虫歯にならないために歯医者に行くことを「予防歯科」というそうです。
防水も全く同じで、悪くなる前に治療や診断(防水の場合は改修や調査)を実施することが、建物を長年に渡って健全に保っていくために重要となります。
関西防水管理協同組合では現在の防水がどの程度の劣化状態となっているか、防水調査無料診断を行っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。

ジャマな物に見えますが・・・2012.10.26

屋上やルーフバルコニーにポツンと下の写真のような筒状のものが取り付けられているのを見たことはありませんでしょうか?



これが脱気筒(あるいはベーパス)と呼ばれるもので、防水の下地となるコンクリート等に含まれる水分を含んだ空気を外気へ排出するための装置です。

脱気筒の種類や形状も様々ですが、写真の例ではイラストのような構造となっており、外からは水が入らず下地からの空気のみを外気に排出するような仕組みになっています。

この脱気筒は一般に通気層を設けた防水層に使用されます。脱気筒が無く、下地の水分が多い場合には水蒸気の圧力で防水層が持ち上げられてしまいます。これが「ふくれ」という不具合現象です。
一見邪魔者のようにも見えますが、脱気筒はふくれを抑制し、防水層を健全に維持するために大切なものなのです。

なお細かい話になりますが、この脱気筒は面積の広い屋根の場合、複数個取り付けられます。このとき水上側に取り付けたほうが良いのではないかという議論がありますが、効率的に脱気を行うためには水上や水下にこだわらず屋根面積を均等に受け持つように配置することが理想と考えられます。

みなさま、はじめまして!2012.10.23

本日より、このコーナーを担当させて頂きます、おっき~と申します!
前の担当者うっち~に代わりまして、わたくしおっき~がいろいろな改修工事に関する事例を紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!